とんび 最終回 あらすじ！結末は？予想は？ [とんび 堤真一]
親子の熱い絆を綴った人情ドラマ『とんび』。
ついに３月１７日(日)よる９時から最終回となりました。
最終話の結末はどうなんのでしょうか？個人的な希望も含め
予想したいと思います。
それでは、
前回第９話のあらすじから振り返ります。
旭は由美と結婚したいと父・ヤスに打ち明けました。実際に
由美を見たヤスは７歳も年上の由美がバツ１で子持ちだと
いうことを知り激しく反対します。
最後には理解してくれると思っていた旭ですがヤスの由美に
対する冷たい態度に許しを乞う前に東京に帰ることにします。
東京に戻った由美はどうしてもヤスに結婚の承諾をして
もらいたいので、一人で再びヤスに婚姻届を持って会いに
いくのです。そんな由美の行動に驚くヤスですが、素直に
なれず結婚を認めることが出来ません。
ヤスは旭が亡くなった母・美佐子に似た女性を見つけると
思っていたのに、連れてきた由美があまりに母と違い強気で
働くキャリアウーマンで家庭を顧みない女性に思えたから
でした。
そんなヤスを見かねた照雲はヤスを「夕なぎ」に連れて行き、
そこで由美と同席させます。
そこに旭が由美の連れ子の健介を連れて訪れます。
照雲は、そんな旭に
『それは汚いだろう、これではヤスは何も言えないよ』
由美は美佐子に全く似てないし、離婚歴があり子供も一人
いる。そんな結婚は反対する。と、みんなの前で激しく旭を
叱ります。
それを聞いたヤスは、由美は旭の事を真剣に思い一人で結婚
の承諾をお願いしに来たこと、自分のことより旭のことを
考えてくれる女性であることに気付き
『旭をこんなに愛してくれる女性は母・美佐子と由美以外に
はいない。嫁にする』
と泣きながら、みんなの前で認めるのです。
照雲のなまくらの芝居にまんまと乗せられ本音を言わされた
のです。
次の日、母の墓石の前で由美は結婚の報告をし東京に帰り
ます。
それから数日経ち、ヤスの職場に後輩の葛原の嫁が孫を連れ
遊びに来ていました。
はしゃぐ孫が走り回り積荷を運ぶフォークリフトの前で立ち
止まります。急ブレーキをかけたフォークリフトの積荷が
崩れ落ち、とっさに孫をかばったヤスは荷物の下敷きに
されてしまうのです。
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ここから最終回に続くのですが、
第９話の終盤にヤスは早期退職者の張り紙を見ていました。
これがヒントになると思います。
～ここからは個人的な『とんび』最終はの予想となります。～
積荷の下敷きになったヤスは救急搬送されますが、命は
助かります。大怪我を負ったヤスは、これから会社で力仕事
は出来ないことを悟り退職することを決意します。
そんなヤスに旭は東京で一緒に暮らすことを申し出ます。
ですが、ヤスは旭と由美と健介の世話になることは望まず、
３人の故郷になり地元で暮らすことを選びます。
そんなヤスにたえ子さんが「夕なぎ」を一緒に手伝って
くれるように話すのです。
ヤスは旭の家族を見守りながら亡くなった美佐子と共に旭
たちの帰る場所を守り続けることを生きがいとしていくの
です。
最後は４人で、旭が小さい頃に美佐子と遊んだ海岸で歩き
ながら美佐子の笑い顔を思い出し、ヤスは海を見上げ
亡くなった海運和尚が『おまえは旭の海になれ』という
言葉をつぶやくのです。
というのが、勝手な予想です。
世知辛い事件がニュースを賑わし、地域や近隣との付き合い
もなくなり家族というものが孤立化している現代社会。
親は子供を叱ることが少なくなり、いじめの問題は今や
社会現象です。小さい子供を親の勝手で虐待したり、それ
以上に悲しい結果となり虚しさばかりが残る事件が跡を
断ちません。
人は一人では生きていけないし、本物の愛情を知らなければ、
子供は１人前の大人に成長することは出来ないでしょう。
ヤスは決して子供を愛することを辞めませんでした。
不器用でしたが母のいない悲しみを旭に感じさせないように
と、いつも元気でいることを自分に言い聞かせているよう
でした。
ヤスは本当に美佐子を愛していたし、旭を美佐子が出来ない
分も大切に育てきたのです。そんなヤスを旭は１ミリも
責めたりする気持ちが起きなかったのです。ヤスの愛情の
深さを感じていたし、美佐子の命をもらったのは世界中で
父と子だけだったからです。
ドラマではありますが、泥臭くて少し古い設定でオシャレな
話でありませんが、日曜ドラマ『とんび』は間違いなく心を
揺さぶるドラマでした。
こんなに泣けるドラマを見たのは久し振りだったし、
あったかい人間たちを見るのも気持ちよかったです。
３月１７日(日)よる９時から９０分拡大版が放送されますが、
ヤスと旭の“とんびとタカ”の物語を噛み締めながら
最終話を堪能したいと思います。
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